たまもぅです。
今回は「CHANCE チャンス」という犬飼ターボさんが書かれたビジネス小説について感想を書いていきます。
控えめに言って最高という言葉はこの本のためにあるのだと知りました。
犬飼ターボさんの著書について他の書評はこちら
一見はよくあるビジネス小説だが?
CHANCE チャンスの内容は、よくあるビジネス小説です。
うだつの上がらない主人公がメンターと出会って成功するというストーリー
普通のビジネス小説であれば、物語はそこそこで、ノウハウの方を重視している場合が多いと思います。ところがCHANCE チャンスは物語の構成も結構深く練られていると感じます。
作中で主人公が行うワークや理想の未来の一日をイメージさせられると、希望が持ててとてもワクワクさせられるのです。
印象に残ったところ
たくさんありますが、特に以下の3点を紹介します。
成功する自分になれ
成功するということは、成功することをやって手に入れるものではない。成功する自分になると受け取ることができるものなんだ」
成功を受け取ることのできる器を持たなくてはならないということです。
よく宝くじが当たって億万長者になった人が、しばらくすると当たる前よりも貧乏になるという話があります。身の丈に合わないお金は、わが身を滅ぼすとはこのことですね。
予想外こそ可能性あり
予想した収支の通りでなくてもショックを受ける必要はないということさ。確実じゃないものの中に可能性があるからね」
誰しも予想通り上手くいくことを望みますが、そんな都合よくいく方が珍しいですよね。
正直結果まで干渉することは不可能です。
そこに至る過程で上手くいかない部分を直せば上手くいくかもしれない。発明王のエジソンも同じように発明と戦ったのでしょう。
人生で成功せよ
あなたはビジネスで成功したいのですか。それとも人生で成功したいのですか。
仕事やビジネスが上手くいっていないときは、ビジネスと答えてしまいがちですが、ビジネスだけ成功しても結局不幸だと意味はないです。
よくサラリーマンが「家族のため」と思って家族を顧みず仕事のみでやってきた結果、家族に愛想をつかされるという話があります。
もちろんビジネスに注力する時期は必要だと思いますが、限度を超えてずっと仕事だけだと、幸せであるとは言えないと思います。
まとめ
今回は犬飼ターボさんの著書「CHANCE チャンス」 を紹介しました。
ビジネス書としても小説としてもとても楽しめる一冊となっています。
ぜひ読んでみてください。