奔流中国に参加した話②です。
今回は日本→中国への移動の話です。先に言っておくとこの旅は半分が移動になっています。
その点でも普通の旅行とはまた違ったものになっていて、だからこそリピーターもいるのでしょうね。
出発までの話はこちらの記事をご覧ください。
【日本→上海】2泊3日の船の旅
参加メンバーと顔合わせ
参加メンバーは飛行機組と船組に分かれているので船組のメンバーとは船内で合流することになります。
総勢28人(多分)で大学2年生が多く、リピーターの方も何人か参加していました。教職員や会社員などの社会人の方もいて、上は60歳代の方まで超幅広いメンバーでした。
参加メンバーと交流
僕と同年代のメンバーが多かったのですぐに打ち解けられました。
甲板で大縄跳びしたり、日焼けしたり、上裸で筋トレしたり、水平線を眺めたり…
3日間は海の上なので暇を持て余すことも多かったですが、贅沢な時間の使い方だったなぁと思っています。
船酔いとの戦い
いきなりですが、わたくしたまもぅは乗り物酔いが弱点であります。事前のオリエンテーションやサイトの説明を見て、大型客船なので揺れはあまり無い、という話を信じて今回は裸一貫で挑みました。
そのとき日本に台風が接近しているというニュースが流れてきます。2日目のことです。
台風と場所は離れていてもかなり揺れるようになってきました。陸上では決して経験しない縦揺れです。
僕は完全にやられ、逃げる場所もなく終日寝ても覚めてもグロッキー状態でした。
吐いたら少しは楽になると思うのですが、吐くまではいかない生殺し状態で、
と何度も思いました。
船内の食事は衝撃的
船内での食事は各自で購入するスタイルで、好きなときに好きなものを食べるという自由さです。一応レストランもあります。
ただ、船に乗った瞬間から環境は中国になっているのでカルチャーショックは多々ありました。
- 日本で買える品物が高い
- レストランの食事が高い
- レストランの食事がしょぼい
- レストランの食事がまずい
高い・早い・まずい
3拍子中2拍子しかとらえていないレストランでした。だって冷凍食品のような3切れくらいの肉が500円くらいですよ。
カップヌードルも500円くらいしたのでびびりますね。
一番衝撃的だったのが、「魚?の煮物」みたいな料理です。
一口食べた瞬間、口の中をドブ川のようなにおいでいっぱいにしてくれる兵器と呼んでもよいくらいの料理でした。
船酔いから復活しかけだったので、あやうくまた地獄へと突き落とされるところでした。
…
なんやかんやで上海港に到着です。
(ちなみに上海港のにおいはあのドブ川の魚のようなにおいでした)
【上海→吐魯番】2泊3日の寝台列車の旅
上海に到着したら2つ星くらいのホテルに一泊しました。ホテル周辺をぶらぶら散歩して「がやがやしてるな上海」といった感じでしたね。
次の日からまた移動します。人生初の寝台列車2泊3日の旅です笑
寝台列車といっても日本の観光に特化したものではなく、長い時間をかけて人を運ぶ便利な乗り物のような形で、必要最低限(ベッド・トイレ)のものしかありませんでした。
まるで修学旅行
基本的に3段ベッドが2つの半個室で1部屋の状態で、それが全車両4,5つずつくらいある感じでした。
3段ベッドの一番上以外はプライバシーなし!セキュリティがばがばです。
そんな環境で3日を過ごすので、いろいろやりました。
- トランプ大会
- 飲み会
- 景色を眺める
- トーク
- 寝る
トランプ大会は負けたら罰ゲームなどがあって修学旅行さながらの雰囲気だったのでなかなか楽しかったですね。
そんなこんなで終点に着きました。
吐魯番を満喫する
寝台列車の終点は「吐魯番(トルファン)」という観光地です。
世界遺産に登録されたシルクロードに関連している遺跡や古墳など見どころが多い場所。ウイグル族が多く暮らしており、ブドウの産地でもある。
相当広い遺跡でした。周りに大きな建物もないので見晴らしも最高です。
塩コショウの味付けでそのままかぶりつきます。もちろん美味でした。
いやいや、本来の目的がまだでしたね。
ここからさらに移動して現地へ向かいますが、
ちょうど区切りが良いので今回はここまでにします。
次はいよいよ乗馬開始です。