奔流中国に参加した話④です。
5日5晩ずーっと乗馬をしながら自然の中で旅しています。
写真多めなので読み物として楽しんでもらえれば嬉しいです。
これまでのお話は以下の記事をご覧ください。
道中のご飯がどれも絶品
モンゴル大草原を馬と共に旅した話③で紹介したカザフのお母さんが作ってくれたパンを始めとして今回作ってくれたご飯がどれも絶品でした。
カザフのお母さんのパン
見た目は小麦粉を丸めたただのパンですが、羊肉を煮込んだスープに付けて食べるととてもおいしいです。
別の日のご飯
フランスパンと食パンの間くらいの固さのパンと麺料理
どれも日本人の口に合う料理でした。
羊肉のチャーハン
僕の中では一番おいしかった料理です。
米はパラパラで羊肉は細かくされているけど、しっかりと旨味を主張してくれています。何度もお代わりしていました。
360度自然の真っただ中
今回の旅では常に標高1,000m以上の山々を馬と共に移動していきました。
時期は8月ですが、雪が積もっている山が見えますね。
空気が澄んでいるので空が真っ青です。写真映りも最高でした。
一緒に参加したメンバーの一眼レフで撮った一枚。
この旅で一眼レフめっちゃ欲しくなりました。だって肉眼よりもきれいな景色が映るので笑
あまりに川がきれいだったので水浴びしました。
控えめに言って最高でした。気温30℃の中での水浴びは素晴らしいです。
太陽と流木と川の流れ
手つかずの自然そのまま残されています。
光に反射する水の輝きがきれいでした。
動物との戯れ
誰かさんのヤギの群れ
旅の途中で牛やヤギや羊などの動物の群れに遭遇します。
近づくと全体がじわじわと遠ざかっていくので、その反応を見るのが結構楽しいです。
ヤギがケンカしていました。
2頭とも立派な角を持っていて、迫力満点でした。
ふざけて近づこうものなら返り討ちに合うのではと思うくらい、力強かったです。
僕のパートナーです。
おとなしい性格ですが、やるときはやってくれるたくましい馬でした。
みんなスタンバっています。
5日間ずっと走っているので驚異的な体力ですよね。
でもしっかり草を食べて休ませないと死んでしまうので、休憩は必須です。
彼らには心から「お疲れ様」と言いたいです。
毎晩のたき火は幻想的
毎晩たき火を囲む時間があります。
周りは山々なので夜になると完全に闇の中で、何も見えなくなります。
昼間は30℃くらいの気温も夜になると10℃ほどになるので上着が無いとかなり寒いです。
たき火を囲んで談笑する人や星を見る人、明日に備えて休む人など、それぞれ思い思いの過ごし方をしていました。
僕はたき火を見たり、星を見たりしていました。
たき火って神秘的なものを感じるんですよね。気持ちの整理ができるというか、とても落ち着いた気持ちにさせてくれる力があるなと感じます。
馬と旅をして
馬と旅をして「人馬一体」を少しは感じられたと思います。
かけ足(馬の70%くらいの走り)でも車くらいの速さで走るので、かなりの恐怖があります。
同時に何とも言えないワクワク感も感じるのです。
ワクワクって恐怖と背中合わせなんだなぁと感覚的に思いました。
人生を通してみると恐怖を避けがちですが、それは恐怖の先にあるワクワクと出会わないことになります。
それだともったいない人生だなと思います。今この記事を書いていて当時の僕の気持ちを思い出すことができました。
普段生活しているだけでは恐怖を感じることは少ないです。それは特に挑戦をしていないからだと思います。
そんな今の自分のおしりを叩いて、また何か挑戦していきたいと思います。
馬の旅が終わりましたが、まだ旅は続きます。
⑤をお楽しみに! 次が最後かな